姿勢の「常識」は「楽な身体になる」と違います

以前に書いた側弯症の記事ですが、そこで歩き方や立ち方を学校教育などで「背中を真っすぐに」「腕を大きく振る」「歩くときは地面をける」などと教えていて、それは身体に取ってはあまり良くないと伝えました。

「あまり良くない」のであって本質を理解できればいい状態は保てます。

背骨を真っすぐにする・・・見た目は綺麗ですし、身体にもいいような気がしますよね！？でも、真面目な人ほどずっとこの真っすぐをやり続けるのです。姿勢が良いと内臓、筋肉などが正常な位置にあるのでもちろん身体に良いです。ただ、やり続けるというのは、そのままの姿勢で筋肉が固まってしまうことになります。

身体に良い背中をまっずぐにするは、真っすぐに自然になる。が理想形です。反らせることも出来るし、逆のへこますことも出来る、可動域を広げておくことが身体を楽にします。首や腰など身体の各関節は真っすぐしかできないとか左右どちらかだけはよく動くとかだと動きが固くなりツライ身体になってしまいますよね？背骨も同じなんです。

日常で気をつける事・・・真っすぐがきつく感じたら反らせる→逆の背中を丸めるを繰り返して猫の背骨のように柔らかく動くをイメージして出来るだけ身体全体のチカラを抜いて１０回ぐらい往復させてみましょう。