じゃあ、具体的な姿勢のポイントは？

前回記事の続きです。

首を少しだけ上向きにする姿勢を取ってもらうと
お客様は、

「こんな上向くんですか？」とびっくりします。

・歩くのが怖いです。
・なんか変な姿勢になってませんか？
・本当に真っすぐなの？

と、違和感がありすぎるようです＾＾
やっぱり、今の痛みが出る身体を変えるとなると、
最初は違和感だらけです。

でも、横からお客様の立ち姿勢を見ると真っすぐで綺麗なんですねー。
それだけ、普段から下を向いて過ごしているという事です。

じゃあ、下を向くと具体的にはどこの筋肉が固くなるのか？
脊柱起立筋という筋肉です。脊柱＝背骨の筋肉なので首まで同じ筋肉がついています。
なので、首の上下左右の向きで腰が固くなるんです。

もっと突っ込むと、背中全部が固くなるから痛くなる、です。

慣れてくると、この脊柱起立筋を意識的に動かせるようになります。
そこまで行くには、練習が必要ですけど

動かせるというのは、固くも出来るし、柔らかくも出来る。自分の意志でコントロール出来るんです。
ここまでくると、不調が圧倒的に減りますね。

お客様へのアドバイスの時に、注意しているのが
「ずっとこの姿勢ではないですよ」と、僕は言ってます。

特に、慣れない時は転ばないように下を気にしながら周りに目を向けながら動いてもらいます。

この姿勢に慣れてきたら、視界が広がった気持ちになるはず。

視界（肉体的・精神的）を広げる重要性は、次回へ続きます。