自然治癒力は全員平等にあります。

「前回、整体を受けてから腰痛の調子はどうでしたか？」

お客様「今は、肩と首が痛いです」

という普通の会話があります。でも、こんな人は治癒力が漏れやすい（低い）傾向にあります。

どうしてか、というと「痛い場所に意識がいっている」です。質問は「腰痛は？」でした、「腰痛は良くなってます」という一言が言えるか、言えないか。このちょっとした違いで日々の治癒力が、大きく変わります。

治癒力は人間の中にバケツがあって、その中に水が溜まるように治癒力があると思って下さい。そして、痛みを常に気にしている人はバケツの穴がいっぱい開いて、常に水漏れ（治癒力漏れ）があります。痛みを気にせず「良くなっている場所に意識がいっている」人はバケツの穴が少なく、治癒力の水の量も多い。

どっちが身体を快適に使えるかわかりますよね。

ただ、このちょっとした違いに気づくのは難しいです。過去の僕がそうでしたのでわかります。口癖が「でも」「いや」相手の言葉を否定することから会話が始まり、相手のミスを指摘するのが仕事のようになってました。褒めることしかできない人もいますが、どちらも相手に気を使っているようで自分の事しか考えてません。

相手より自分、自分の良い箇所より悪い箇所を「感じるチカラが強くなってしまうんです」。そうなると、人間関係も仕事も身体も辛くなります。そんな人はちょっと口に出す言葉を変えてみます。

「頭に勝手に浮かぶ事はコントロールが難しい」です。

だから、口に出す言葉を

「それはダメ」ではなくて「こっちの方が良い」というプラスに向く「言葉」を使う癖をつけましょう。そこから少しずつ治癒力が上がってくれば、良い箇所に注目できるようになり、「自分より相手」を優先的に考えるようになってきて、自分の身体もいつの間にか楽になってます。