【肩こりが無くなる】疲れない「気づかい」に変えると楽になる。

『肩こりはずっとあるから何年前からって聞かれても分からない』と

問診の時に多くのお客様が言います。

確かに、子供の施術をすると小学校前の子でも

全身がパンパンに張っている時があります。

子供で筋肉が張っている理由は

・外で元気に遊びすぎて疲労

・気を使い過ぎて疲労

・運動不足過ぎて疲労

この３つぐらいでしょう。

皆さんが子供の頃はどうでしたか？

子供って親が思っている以上に親に気を使ってますよね。

ある人が言ってました。

「家族で年に1回外食が出来る時に親が『何でも好きな物を頼んでいいよ』と言ってたけど気を使って”高い物は好きじゃない事にして安い物が好きだから頼むんだ”という設定にしていた」

「お年玉を親に譲りたいけどそのまま言うともらってくれないから『預かっておいて』という設定にして返してもらうのを忘れるようにしていた」

これを小学校低学年で考えていたそうです。

赤ちゃんだって母親の機嫌が悪いと泣くでしょうし、親の影響はかなりあります。

そんな経験をしてきた親でさえも

・子供なのに肩こりになるはずがない

と決めつけている時があります。

しかも今は小さい時からスマホを見るので

画面を見ると→自律神経への影響は確実にあります。

ここで疲れない気遣いに戻ると

例えば、子供に気を使わせているけど

なぜそうなったのか？で大きく違いが出ます。

・親が怖くて（自分を守る為）

・親の嬉しい顔が見たくて（相手の為）

・寂しいから気を引きたくて（自分の為）

見て分かる通り【疲れない気遣い】は、

嬉しい顔が見たい（相手の為）です。

これが大人になると難しい。

仕事とか学校の人間関係が複雑になると

承認欲求とかお金の為とか家族を守る為とか、

ただ、純粋に相手の喜ぶ顔が見たい気持ちが

ほぼ無くなってきます。

有名な前澤社長（知らない人は検索を）は

・無邪気な子供のような性格らしいです。

資産が数百億ある突き抜けている人は

純粋に相手が喜ぶ顔を見たいだけなんですね。

サラリーマンの男性のお客様と話している時のこと

『上司に気を使い過ぎていると自分の身体を壊しちゃいますよ』と

ガチガチ過ぎる身体が可哀そうすぎて伝えた事がありますけど

即答で『それを変えるのは無理です』と感情が無い答えが返ってきました。

これが相手に気を使っているのではなく、

自分の立場、給料等があるから

自分を守る為の気遣いだから疲れるんです。

ボクシングの時『ディフェンス』だけで

闘っているようなもの。そりゃ疲れます。

僕の会社員時代は疲れる気づかいを「良い事」と勘違いして、

積極的に気遣いをしてました（今は違う）

やっぱり人間は環境に左右されるんです。

でも、時代は急激に変わってますね。

テレワークが続いている会社ではもはや

部下から嫌われていた上司は、

会社から首を切られるかも。

その上司に気に入られる事で立場を守ってきた人は

上司と同じ境遇になるかも。さらには、突然会社がつぶれるかも。

言いたいことは、変な気遣いは自分が不健康になる一方。

気遣いしても自分の立場を守れない時代が来た。

だから、自分の考えを分かりやすく相手に伝えましょう！

それが出来れば気遣いでの肩こりは無くなります。

単純だけど、行動できるまでは（僕の場合）時間がかかりました。

今はどんなお客様が来ても気疲れはありません。

意識が変化するには身体を変化させることが一番の近道です(^^)