腰痛・肩こりで来店して頂くお客様の全員が
『自然に立ってください』と検査の時に
お願いすると視線がかなり下になってます。
下を向くと背中側の筋肉が
突っ張るので肩が凝りやすくなり、
その張りが腰にも影響します。
日常の習慣を振り返ると
テレビを見る、料理をする、スマホを見る、
運転をする、寝る、等々。
寝る以外はずっと前か下を見てます。
(前を見ている時は【前のめり】の人が多く猫背です)
寝る時に高い枕が好きな人は、首が前に突き出し
背中側の筋肉が突っ張ってます。
背中側の筋肉が突っ張る逆の「縮む動き」は日常でほぼ無し。
(上向きでうがいをする人は一瞬縮んでます)
どんな動きで背中が縮むのか?↓
赤ちゃんのハイハイで前を向いてる姿勢
出来ますか?
僕は会社員時代にうつ伏せで腰を反る
なんて【身体に悪い姿勢】だと勘違いしてました。
本当は出来て当たり前の姿勢。赤ちゃんがやるんだから身体に悪いわけがない。
お客様の立ち姿勢チェックをする時に
・上を向いてもらう
・腰を反ってもらう
をやると痛みが出る人が多いです。
身体にとって本来必要な動きをすると『痛みが出る』
というのはかなり危ない状態。
下を向く時間が多いから歩く時の視線が下向きになり
たまに上を向くと慣れない動きで筋肉が痛くなる。
これを防ぐにはたまに上を向く、たまに腰を反るが有効。
(痛くならないように少しずつが基本)
歩く時に地面を見過ぎない事も大事。
下を向くのは精神的な理由もあります。
人間は元気が無い時、疲れている時は下を向きます。
逆に、元気が無いけど上や前を見ると
少し元気が出て来ます。
常に下を見ていると元気がなくなってきます。
ちょっと周りを見ると下を向いている人が
多いことがすぐに分かります。
お客様の施術後に理想的な視線の位置に姿勢を調整して
「そう!それです」と言うと
「え?!上向いてますよ!」とお客様は言いますけど
写真を見せると
「あれ?良い姿勢ですね」の反応です。
視線アップは簡単なようで習慣化するのが難しいです。
整体から帰る部屋の廊下で、すでに下を向いてますからね(^^)
肩こり腰痛の人はたまに上を向く、だけでも痛くない範囲でやってみましょう!
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