『脳はバカ腸は賢い』という本を読んで思ったこと。脳と腸を賢く操って心身共に健康になる方法。

健康関係の本で

・脳はすごい！

など脳の可能性を絶賛することもありますが、確かにすごい可能性を秘めています。

ただ、多くの人にとっては身体の方が正直でコントロールしやすいはずです。

脳の可能性がすごい！というより人間がすごい！という事ですね。

この本の著者が言いたいことはおそらく

たとえ話ですが、麻薬をやったとして脳は騙されやすいけど身体は拒否反応を示す。といったことでしょう。

中毒と言えば、ギャンブル、買い物、スマホなどハマったら生活できなくなること、身体を壊しそうなことはわかっているけどやってしまう。その指令を出す「脳はバカ」とあえて身体と比較している感じです。

僕自身もそうですし、お客様とお話していると分かるのは人の考え方は自分の生死が関係しても（生きる方向へ）変わるのが難しい、です。

生死まで大げさではなくても腰痛や肩凝り等、痛みがあって生活が不便になるとかの大きな影響があっても健康に対する考え方が簡単には変わりません。

もちろんすぐに今までの方針を変えて

「すぐに取り組みます！」

となる人もいますが、ざっくり８０％が変わりません。その判断をしているのが脳です。

『生活習慣を変える』というのは一般的には大きな大きな変化で正しい事と分かっているのに、今の政治家と同じくらい腰が重くやりたくない事なんです。反対に一瞬で変える決意をする人もいるのでそこが人間の面白いところです。

これは、以前のブログにも何回も書きましたが、頑固な人は身体も固いです。

僕の例を挙げると会社員をしている時はガチガチに固かった考え方が身体を柔らかくすることで柔軟な考えに変わってきました。

今では新しい習慣に挑戦する時も

「とりあえず１回やってみるか」

のように取り組むことを前提に習慣を修正していきます。

脳の頑固さを『性格は変わらない』と言ってしまえばそこまでです。

脳を少しでも変えるには、身体をいつもより動かす、多少身体に良いものを食べる、など継続しているとそれが心地よくなっていく時が来ると思ってます。

僕はそうやって色々な身体の不調を脳と身体両方からアプローチして変えました。

お客様でも身体からスタートして考え方が変わった人がたくさんいます。

いきなり脳（性格）を変えるのは難しいです。

心身の繋がりを感じて心身ともに健康にする方法は来て頂いたお客様にはお伝えしてます(^-^