「健康になる」と「症状を改善する」は同じ？

このテーマはちょっとややこしく、整体師にとっては難しい問題です。
それは何でか？

痛みなどの「症状」は「健康な身体」だから出るんです。

例えば風邪をひいた時のいろんな症状は身体を守る為。
もし、咳や鼻水、熱が出なかったら死ぬかもしれません。

身体に出る痛みも同じく何処かをかばって出ている痛みが多いです。
という事は

「身体が健康でかばえる回復力がある。」証拠です。

僕が参加しているグループでは
「骨折した人」がいると「おおーいいね～、試せることいっぱいあるじゃん」
「４０度の熱が出た人」がいると「色々わかってよかったじゃん」
「腰痛になったら」→「研究できるね！」

といった変態！？と思わせるような会話が飛び交います！

多くの症状には原因があります。
健康になるというのは症状が出ても「気力が落ちない」という事だと思います。
無理をするというのとは違った身体のことをわかっているから出来る事。

やっぱりこの言葉
「たとえ身に病があっても心まで病ますまい」（中村天風の名言）
これがしっくりきます。

整体師としては、お客様の症状を改善するだけではなくて
僕が参加しているグループの変態の人たち並みに気持ちを
高めていければいいな(笑)と思ってます。