【和身塾へ学びに】人間は見るだけでわかる領域へいける！

身体の使い方を学びに月に１回は和身塾へ行ってます。身体を通して、動かして心のあり方を学ぶ場です。ごく普通に生活してたらおそらく一生こんな学びは出来なかったと思ってます。それだけでもいい経験ですがこれで終わりにしないで、自分の生活や成長にどう生かしていくかが課題ですね。

指導をしてもらっている先生にはいつも驚かされることばかりですが、今回は１つ整体の世界のゴットハンドと言われる人との共通点があったので書いてみました。

それは、人間の悪い場所を見ているだけでわかってしまう。これは１００％とかいう話ではなく目星をつけて、触ってみて「やっぱり」とか「少し違ったかな」などある程度の予想をつけて動いているし、見ているという事です。

稽古中にチカラを使わずに相手を動かす訓練をしている最中に先生から「仙骨にチカラが入っている」「右のお尻」など声が飛んできます。先生はただ見ているだけです。

言われて初めて「はっ！！」となり、自分でも気づかずにチカラが入っている場所ばかりです。夢中に身体を動かそうとしていると、本当に自分がどう動くか？しか考えてないのがよく分かります。

理想的には、まず相手がいる事、相手がどういう人なのか、触れている場所にストレスは与えてないか、一体になれているか、などを前提にして自分の隅々の筋肉を全部柔らかくしていきます。でも、いつも自分の事ばかり考えてしまいます(T_T)「相手をうごかすぞ！！」という気持ちが先にありすぎると、普段の会話も自分本位で伝わらないですもんね。

ちょっと話がそれましたが、見ているだけでわかるようになるにはかなりの経験が必要だし、１回１回が全て真剣にやらないと誰でもその領域に行けるわけではないなという感じでした。とにかく少しでも患者さんが楽になってもらうにはこの学びを続けていく事が大事だと改めて実感しました。