【気持ちで体を変える】とは？気合でなおすとは全然違います。どんな人にも改善のタイミングは必ずあるはず。

今回はお客様の事例をあげますが「治りにくい、治りやすい性格」は確実にあります。をお伝えしたいと思ってます。

「気持ちで変える」とは物事の捉え方です。

例えば

癌になる→手術→回復→生活習慣を見直す人or見直さない人

極端な例だと手術の為の入院中に隠れて煙草を吸う人もいるようです。

その人に何が起ころうと捉え方（気持ちの変化）で身体が改善するか？が決まります。

当院では来店6か月ぐらいの間に施術用ベッドで寝返りが1人で出来なくなる事例がありました。

・経緯

歩くのがキツイ腰痛で来店（たまに右肩が痛い）
↓
約2か月後に痛い、大丈夫の波がある状態（歩ける時は歩いた方が良いと提案）
↓
徐々に片側の５０肩が発生（歩くのが大事と伝えづつける）
↓
このままだと両肩が痛くなる可能性があると伝える
↓
約5か月後両肩が痛く歩く気力が無い状態になり1週間ずっと家にいると世間話

そんな時に出かける用事があり出先でタクシーが見つからず家まで50分かけて休み休み歩いて帰ったと雑談。

数か月前には1日20分が限界だと話していたので

僕は「いい切っ掛けですね」「少し無理したけどやれば出来る証明」のような話をしたら

お客様「あんなツライ思いは2度としたくない」「あんなに歩くのはもう嫌だ」と捉え方がだいぶ違う様子

「50分とは言わず2，30分なら様子見ながら大丈夫じゃないですか？」

「いやいや肩が痛くて歩きたくない」という感じです。

家に帰るという必要に迫られると歩けるけど普段は歩けない。ではなく「歩かない」。

その後聞かれたのは

「私は重症ですか？」だったので

僕は「他のお客様には難病とかで薬を飲まざるをえない人もいる。その後遺症で筋肉が固まったり、骨が弱くなっている」「筋肉だけの問題で歩けば解消する人は重症ではない」と返答しました。

以前から僕は筋肉的な痛みを解消するのは「気持ちの要素が大きい」と多くの常連さんには伝えてきました。

今回の事例のお客様にも初期の頃からずっと「歩く、体操、気持ち、考え方」など改善の為の方法は伝えてました。それでも改善できないのは最初の癌の人の例ではないですが、

本人がどうするか？次第なんです。

僕がお客様に提案したことを実行しない人がいるのは当然だし何とも思いません（怒ったり悲しんだり感情的にならない）

ただ「治りやすい傾向」「治りにくい傾向」の性格があるのは事実です。

僕自身は改善しないと思っていた「側弯症の影響」が無くなり健康で楽しく生きる事が出来ています。気持ちもネガティブからポジティブへ変わりました。体質も変わりました。

変わらないと思いながら日々行動していると何も変わらないのは当然のことです。

だからと言って日常を少し変えたらすぐ体調が良くなるのかと言ったら違います。結局簡単な方法は無く習慣をどう変化させるか次第です。

諦めるのはある意味簡単な選択肢です。

色んなお医者さんに行った。色んな薬を飲んだ。サプリも試した。精密検査をした。食事も変えた。睡眠も取っている。でも「コツコツと歩き始めた」という人は少ないです。歩くのが一番簡単で無料です。

最近お客様の９０歳以上の母親が亡くなった（老衰）と聞きました。

最後は点滴も入っていかず。身体の水分が溜まってしまったらしいです。

過去僕のお客様には抗がん剤治療をやりながら来ていて腹水が溜まっている人もいました。

水分の排出が出来なくなると栄養すら取れなくなります。歩くと水分が体内を循環して排出しやすくなり痛みを感じる物質が出ていきやすくなります。

だからお医者さんは簡単に（説明すると時間がかかる）「歩きなさい」と言うんです。健康的に生きるための基礎ですね。

何をするにも気持ちが変わらなければスタート出来ないとは思いますが自分の身体を大切にしましょう。