自分が身体を痛くしちゃってる・・・

整体の施術中にお客様に痛みの説明をしていたら

「自分で痛くしちゃってるんですね」

と言ってました。

この言葉、実は核心なんです。

今回のお客様は動かす必要がない筋肉を

動かしているんです。

そして、自分では動いている事に気づいてない。

この説明をすると多くのお客様は

・何だか難しいですね

と言います。これが普通の反応ですし

実感はなく自分で何とかなるとは思いません。

僕も数年前は意味不明でした・・・

今は痛みや不調は「自分で責任を持つ」

という本当の意味が分かりつつあります。

今回のお客様は通ってもらい、わずか1ヵ月足らずで

自分のせい

という核心が分かった言葉でした。

この「自分が身体を不調にしている」という考えは

中村天風という方の本を読むと分かります。

本の中で

たとえ、身に病があっても心まで病すまい

と言ってます。天風さんは戦後に結核になりました。

当時、結核は死の宣告と同じです。

でも、医療ではなく別の方法で治したんです。

病気というのは言葉通り

気が病む

ので気持ちが病まなければ病気ではない。

簡単には実行出来ませんが

人間にはその気持ちがあれば

治癒力は最大限発揮されるんですね。

整体をやり今回のようなお客様の言葉を聞くと

天風さんの言葉の意味が少しずつ腑に落ちてきます。